弁護士費用特約の役割

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昨今、TVやラジオのCM・バラエティ番組等の影響もあり、弁護士が身近な存在になってきたように思います。
平素、私共が関わる交通事故においても、容易く弁護士への依頼を仄めかす声が増えてきました。果たして弁護士へ依頼すれば必ず思惑通りに決着がつくのでしょうか･･･
いえ、そうではありません。
偶然且つ不幸にして接触事故となってしまった双方にそれぞれの運転過失がある場合、過去の判例を基本とし、必要な修正要素について精査していくことになります。
これは、全国の弁護士・保険会社・代理店共に共通の知識を持っており、過去に例のない事故など特殊な場合を除けば、概ね大きく異なる見解にはならないのです。
多くの方は「事故の早期解決による精神的負担からの解放」「費用負担は必要最低限」「不利益ではない責任負担」を望まれていますので、私共は事故毎に検証・確認を行い最良の解決方法を熟慮して、より良い道筋をご提案させて頂いております。
事故は時に被害者であり加害者にもなり得る偶発的な事柄です。必要以上の争いに発展しないことが大切だと考えます。
ただし、事故の相手が訴訟を望む場合、やはりこちらも弁護士へ依頼して対抗する必要があるため、自動車保険のオプションである「弁護士費用特約」で訴訟時に弁護士へお支払いする費用の実負担がないよう準備しておくと良いでしょう。
場合によっては、あなたが訴訟を起こさざるを得ない事も発生するかもわかりません。